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食習慣は“時間”がカギ!毎日同じ時間に食事をとるメリットとは?

忙しい毎日、食事の時間がバラバラになっていませんか?

「今日は朝食を抜いた」「ランチは15時に」「夕食は深夜に」…そんな不規則な食習慣が、知らないうちに、体調だけでなくと仕事のパフォーマンスにも影響を与えているかもしれません。

実は、「何を食べるか」だけでなく、「いつ食べるか」もと健康にとってとても重要な要素です。特に、「毎日同じ時間に食事をとる」という習慣は、体内リズムを整え、パフォーマンスや睡眠の質まで大きく左右します。

目次

体内時計と食事の関係

私たちの体には、体内時計(サーカディアンリズム)と呼ばれるリズムが備わっており、約24時間周期で睡眠・ホルモン分泌・代謝・体温調整などをコントロールしています。

この体内時計は、食事のタイミングにも影響を受けるため、毎日決まった時間に食べることで、消化や吸収がスムーズに行われ、体調全体のリズムも整いやすくなります。

一方で、食事時間が乱れると、体内時計がずれてしまい、、集中力の低下や疲労感の蓄積、さらには胃腸の不調、睡眠の質の低下などにつながるリスクがあります。

毎日同じ時間に食事をとる3つのメリット

1.消化機能が整い、胃腸にやさしい

決まった時間に食事をとることで、胃腸が「そろそろ食べ物が入ってくる」と準備を始めます。これにより消化酵素の分泌がスムーズになり、胃もたれや便秘の予防にもつながります。

2.血糖値が安定し、太りにくくなる

不規則な食事は血糖値の急上昇や急降下を引き起こし、体脂肪を蓄積しやすくします。規則的な食事時間により、血糖値コントロールがしやすくなります。

3.生活リズムが整い、睡眠の質が向上

食事時間が整うことで、自然と生活全体のリズムも整い、結果的に寝つきがよくなり、深い眠りが得られるようになるなど、睡眠の質も向上します。

「だいたい同じ時間」を意識するだけでOK

理想は「毎日ピッタリ同じ時間に食べる」ですが、現実はなかなか難しいもの。大切なのは、できる限り「毎日同じような時間帯」に食事をとることです。朝食は7〜8時、昼食は12〜13時、夕食は18〜20時など、ある程度の目安を決めておくだけでも体内時計は整いやすくなります。

まとめ:時間を意識するだけで、体はもっと健康になる

食べるもの、量、バランスと同じくらい、「食べる時間」も健康を支える大事な要素です。忙しい毎日でも、食事時間を少し意識するだけで、体調や主注力、睡眠に良い変化が表れるかもしれません。ぜひ、今日から「時間に気をつけた食習慣」を意識してみてください。

参考文献

1.体内時計と代謝の関係 – サーカディアンリズムの研究
Panda, S. (2016). “Circadian physiology of metabolism.” Science, 354(6315), 1008–1015.
2.不規則な食事と体重増加の関係
Almoosawi, S., et al. (2016). “Chrono-nutrition: A review of current evidence from observational studies on meal timing and frequency.” Proceedings of the Nutrition Society, 75(4), 487-500.
3.同じ時間の食事が睡眠と集中力にも良い影響を
Tahara, Y., & Shibata, S. (2013). “Chronobiology and nutrition.” Neuroscience, 253, 78–88.

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