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「従業員の欠勤が少ないから、うちの会社は健康経営ができている」そう安心していませんか?
実は、欠勤が少なくても、従業員の健康問題による「見えない生産性損失」は日々積み重なっています。これが、アブセンティーイズムとプレゼンティーイズムという2つの重要な概念です。
本記事では、混同されがちなアブセンティーイズムとプレゼンティーイズムの違いを明確にし、それぞれの測定方法、損失額、そして企業が取るべき具体的な対策を詳しく解説。貴社の健康経営推進に役立つ情報をお届けします。
アブセンティーイズム(Absenteeism)とは、従業員が健康上の問題により、仕事に「欠勤・休職・早退」する状態を指します。これは勤怠記録に残るため、企業にとって「目に見える損失」として把握しやすいのが特徴です。
主な原因は、風邪やインフルエンザなどの感染症、糖尿病や高血圧といった生活習慣病の悪化、うつ病や適応障害などのメンタルヘルス疾患、そして外傷や手術を要する病気など多岐にわたります。
アブセンティーイズムは、欠勤や休職した「日数」として数値化が可能です。損失額は「欠勤日数 × 日額賃金」で計算でき、企業は具体的なコストを把握しやすいでしょう。
プレゼンティーイズム(Presenteeism)とは、従業員が職場に「出勤しているにもかかわらず」、健康上の問題により本来のパフォーマンスを発揮できていない状態を指します。勤怠記録上は問題なく見えますが、集中力や判断力、作業効率が低下している「見えない損失」です。
主な原因は、花粉症、頭痛、肩こり、胃腸の不調、睡眠不足、PMS(月経前症候群)、慢性的なストレスなど、「仕事を休むほどではないが、明らかに体調が悪い」と感じるあらゆる状態が含まれます。
プレゼンティーイズムは、その性質上、可視化が難しく、企業が見落としやすいコストです。しかし、その損失規模はアブセンティーイズムの約18倍にもなると言われており、決して無視できない問題です。
| 比較項目 | アブセンティーイズム | プレゼンティーイズム |
|---|---|---|
| 状態 | 欠勤・休職・早退 | 出勤しているが不調 |
| 可視性 | 見える(勤怠記録に残る) | 見えない(勤怠上は正常) |
| 損失規模 | 健康関連コストの約4% | 健康関連コストの約78% |
| 1人あたり年間損失 | 約3万円 | 約56万円 |
| 主な原因 | 感染症・生活習慣病・メンタル疾患 | 花粉症・頭痛・ストレス・慢性疲労 |
| 測定方法 | 欠勤日数のカウント | WHO-HPQ等のアンケート調査 |
厚生労働省の「コラボヘルスガイドライン」によると、健康関連総コストのうち、プレゼンティーイズムが約78%を占める一方、アブセンティーイズムは約4%に過ぎません。多くの企業が欠勤対策に注力しがちですが、実際にはプレゼンティーイズムがはるかに大きな損失を生んでいるのが現状です。
特に注目すべきは、プレゼンティーイズムの原因の多くが「腸内環境の乱れ」と深く関連している点です。腸は免疫機能、ホルモンバランス、メンタルヘルスを司る重要な臓器であり、腸活はこれらの複数の不調に一度に対処できる効果的なアプローチと言えます。
プレゼンティーイズムを引き起こす健康問題は多岐にわたりますが、特に業務パフォーマンスに大きな影響を与えるものとして、以下の点が挙げられます。
これらの健康問題は、従業員一人ひとりのQOL(生活の質)を低下させるだけでなく、企業全体の生産性にも深刻な影響を与えます。
欠勤日数・早退回数・休職日数を人事データから集計します。損失額の計算式は以下の通りです。
アブセンティーイズム損失額 = 欠勤日数 × 総報酬日額
アンケートによる測定が主流です。経済産業省が推奨する代表的なツールは以下の通りです。
プレゼンティーイズム損失額 = 損失割合(%)× 総報酬年額
【重要】2024年度からは、健康経営優良法人ホワイト500の認定要件として、「プレゼンティーイズム、アブセンティーイズム、ワーク・エンゲージメントのいずれかを測定・開示すること」が必須となりました。これは、企業が従業員の健康状態を経営課題として捉え、具体的な対策を講じることの重要性を示しています。
厚生労働省の「コラボヘルスガイドライン」では、従業員の健康リスクを「低リスク群」「中リスク群」「高リスク群」の3つに分類し、それぞれのプレゼンティーイズムによる年間損失額を推計しています。
このデータからもわかるように、健康リスクが高い従業員ほど、プレゼンティーイズムによる生産性損失が大きくなる傾向にあります。企業は、従業員の健康状態を把握し、リスクに応じたきめ細やかな対策を講じることが重要です。
アブセンティーイズムは目に見える損失ですが、プレゼンティーイズムはその約18倍もの損失を生む「見えないコスト」です。健康経営を推進し、企業の持続的な成長と人的資本の最大化を目指すには、欠勤対策だけでなく、プレゼンティーイズムへの積極的な対策が不可欠と言えるでしょう。
プレゼンティーイズムの主要な原因である胃腸不調、ストレス、免疫低下、PMSなどは、すべて腸内環境の改善によって同時にアプローチが可能です。腸活プログラムを健康経営の柱に据えることは、従業員の健康増進と生産性損失の最小化を実現する、最も効率的かつ効果的な方法の一つと言えるでしょう。
sonomono®ウェルネスプログラムでは、プレゼンティーイズムの測定から、効果的な腸活プログラムの提供、そしてその効果検証までを一貫してサポートいたします。貴社の健康経営を次のステージへ進めるため、ぜひ一度、個別オンライン相談会でご相談ください。

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